身近な存在“お人形”

カテゴリー: 介護, 玩具, 育児

2015.09.03 未投稿
私たちの身近なお人形。古来は自然物を素材として“人形(ひとがた)”を作って病気や災難を除く身代わりとしての道具でありました。それが、“人形(にんぎょう)”として子どもの愛玩物になってきたようです。
人形も置物として飾られるもの、美術品のように眺めて楽しむものもありますが、身近に感じられるのは素材の感触を楽しんだり、世話あそび・ごっこ遊びを楽しむためのお人形ですよね。
子ども自身がお母さんにしてもらっていることを模倣してお世話をしてあげている姿をよく目にします。時にはお母さんの立場にになってみたり、自分がしてもらいたいことをお人形にしてあげて、自分の気持ちを映し出したりすることもあります。
嬉しいこと、悲しいことをぶつける存在にもなります。そんな時は“話し相手”ともなっているのです。
ここである事例をお話しします。お人形を愛するのは子どもだけではありません。話すことの無くなった高齢者にお人形を渡すと、突然ことばを発し、話しかけ始めたという事例もあるそうです。最近、病院でもお人形を治療の説明に使うところが出てきているそうです。人形の身体を使って治療の場所や方法をを明確にすることで納得し、不安を和らげるのに役立つというのです。
人の身体のつくりを認識させたい目的ですと、手足の指・目・鼻・耳などはっきりとしたつくりのお人形があります。いつも一緒にいる安心できるお人形なら感触の良い素材でできたものがいいと思われます。
お人形の形状・表情・素材・大きさ・重さなど、子どもさんが親しめるもの、大人側の目的・・・。いろいろ考えますが、どれにせよ人の心を引き出すお人形は大切な玩具です。優しさと親しみを感じられるお人形を選びたいですね。

SI人形・4種SI30431+433ジルケ人形

主な素材はコットン、毛糸肌触りがとても気持ち良く優しい気持ちになります

 

 

img001 (75)自分で自由に肉付けしたり、洋服をきせたりする製作用ですが、人間の身体のつくりを認識させる教材としてもつかわれます